世界に「カワイイ」を発信! 原宿エリアの魅力はあふれるパワー

概要

原宿は日本を代表する若者文化の情報発信地。近年は「原宿KAWAiiカルチャー」が欧米で高く評価され、世界的なブームを巻き起こしました。
なお「原宿」という町名は1965年に廃止されており、現在では神宮前1~6丁目がおよそ原宿エリアに相当しますが、一般的には町域に関わらず「原宿駅から明治神宮前、竹下通り周辺一帯」が原宿と呼ばれています。

ロケーション

原宿は、JR原宿駅より西側に広大な代々木公園および明治神宮が広がり、南側では渋谷、東側では表参道、北側では千駄ヶ谷に隣接するという大変活気のあるエリアです。
ランドマークとしては1978年開業、日本のファッションビルの草分けとなった「ラフォーレ原宿」、KAWAiiカルチャーの発信拠点といわれ海外からの観光客も詰めかける「CUTE CUBE HARAJUKU」、エリア内最大規模を誇る商業施設「SoLaDo竹下通り」などが挙げられますが、いずれもファッション&ビューティに特化しているところがいかにも原宿らしいといえそうです。

原宿の魅力

若者にとっての原宿の魅力は広く知られていますから、それとは別に、「原宿にオフィスを構える魅力」について探ってみましょう。
まず街の清潔さ、治安の良さ。意外なことに物価も安いことが挙げられます。これは使えるお金に限りがある10代の若者をターゲットとするショップが多いためで、もちろん高級店も数多くありますが、食事もスイーツもカフェも手頃な価格帯で利用できる店が揃っています。

また、原宿は大小さまざまな規模のショップがしのぎを削る流行の先端エリアであることから競争が激しく、街全体がビジネスに賭ける強いパワー、熱気にあふれているという点も特筆しておくべきでしょう。
そうした背景から近年、原宿には建築家やデザイナーなど多くのクリエーターやソーシャルワーカーが原宿を拠点として活動を行っています。クリエイティブな人達に囲まれていると、自分自身もクリエイティブになり生産性も向上する。21世紀、PC1台あれば田舎であっても同じ仕事ができると言われてま す。しかし旧来の技能はIT化が進み合理化するなかでこれからのビジネスはクリエイティビティが必要なのです。だからこそ若者文化や最先端のトレンドに日常的に接することで感覚を鋭敏にし、センスを磨く。流行を追うアパレルビジネスが多いのもこの為なのかもしれません。「原宿といえばアパレル」という印象が強いのも事実ですが、こうしたメリットはアパレル以外のさまざまな業種の方にとってもおおいに有益でしょう。

ビジネス上のメリット

原宿は徒歩圏内に表参道、青山、渋谷といった人気の高い街があり、若者を対象とした小売業であれば、売上や知名度の上昇に応じて近隣エリアで多店舗展開がしやすいといったメリットがあります。アパレル、ファッション、グッズ、コスメ、フードなどの小売業ではこのような業態でビジネスを広げ、全国的に名を知られるようなブランドを育てるといったケースも数多くみられます。
これらの業界では「原宿で成功した」という実績は高く評価されます。短期間でブランド力を育てたいスタートアップ企業やベンチャー企業にとって、原宿は格好の舞台といえるでしょう。

一方、原宿はJR山手線の原宿駅、東京メトロ副都心線・千代田線など都心主要エリアへの移動がしやすい立地でもあります。車での移動なら神宮橋交差点を起点に表参道、明治通り、青山通り、井の頭通り・・・と都心の主要な道路へのアクセス性に富んでおり、機動力を必要とする営業中心の業態にも適しているのではないでしょうか。

「プチプラ」ビジネスが狙い目?

原宿ではアパレル・ファッション系、フード系の他に「プチプラ」ビジネスが人気を集めています。
プチプラとは「プチプライス」の略。プチは安価や少額という意味を表し、コスメやファッション、雑貨などで高価ではないけど可愛いものを指す言葉として使われています。アパレルであればファストファッションよりさらに低価格帯のもの、コスメやグッズであれば100円ショップのような業態で特に可愛らしさを強調したものがプチプラに分類されます。
メインとなるファッションアイテムと安いプチプラアイテムをうまく組み合わせ、リーズナブルに原宿KAWAiiスタイルを楽しむ若者が増えていることから、こうした層をターゲットにしたビジネスが激化してきています。

プチプラビジネスは初期投資が比較的少額でも参入しやすく、人気を呼べば一気に成長が望める業界です。通称「裏原宿=裏原(うらはら)」と呼ばれる、神宮前から千駄ヶ谷にかけての一帯は不動産物件の賃料も安く、プチプラビジネスに挑む小規模ベンチャー企業のオフィスも増えています。
なお、こうしたビジネスではネット通販も重要な販路となっていますが、「原宿発のショップ」というエリアブランドを生かせば、人気と信用を得やすいというメリットも享受できるのではないでしょうか。

アクセス

原宿駅からはJR山手線が利用でき、山手線沿線上の主要駅への移動時間はおよそ下記の通りとなっています。

渋谷駅・・・約3分
新宿駅・・・約4分
池袋駅・・・約13分
品川駅・・・約14分
東京駅・・・約21分
上野駅・・・約29分

また明治神宮駅からは東京メトロ副都心線・千代田線が利用でき、霞が関駅まで約14分、大手町駅まで約15分で移動が可能です。
東京都心をコアとするビジネスであれば、原宿に拠点を置いて移動に不自由するエリアはほとんどないと考えられます。

まとめ

原宿は移動人口や観光客数が多いためほとんどの小売業にとってビジネスがしやすい立地ではありますが、中でもとりわけ若者をターゲットにした業種であれば最大限の成果が得られるエリアでしょう。
それだけに競争が激しい一面もありますが、成功すれば素晴らしいスピードで成長が期待できます。若々しいパワーあふれる原宿で、エネルギッシュに事業展開に取り組まれてはいかがでしょうか。

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